岐阜市地名の由来

最近 岐阜市から「高齢者お出かけバスカード」なるものが送られて来て、
バスで市内へ出かけることが多くなった。
車だとハルピン街でちょっと一杯ひっかけて帰ることもままならないが、
バスだとそんな気遣いは無用だ。
徹明町で降りて神田町通りを新岐阜までぶらぶら歩く。
町の様子はむかしとはだいぶ違って来て、人通りもかなり少なくなって
しまったが、地名はそのまま残されている。
 
40年前に岐阜へ来た当初は「徹明町」や「千手堂」、「忠節」、「ハルピン街」
は真っ先に覚えた地名で、他所にはない変わった名前だなと感じた記憶がある。
「尻毛」はその最たるもので、徹明町始発の路面電車で市内探検に
出かけた時は、その駅名を目にした時はおもわず噴き出してしまった。

さて、「忠節」は以前のブログでも書いておいたが、「徹明」の由来は
最近WIKIで調べて初めて知った。
瑞龍寺臥雲院にあった寺子屋「徹明塾」がそのはじまりらしい。
歴史の街 岐阜らしい地名ではないだろうか。

次回のブログは「ハルピン街」。現在は「問屋町」の呼び方が一般的で
あるが、「おでかけバスカード」を持っている古い人間には「ハルピン」
の方がしっくり来る。

画像は昔の徹明町駅

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