長良川散歩(忠節橋)

9月11日(月)⛅
午前 空き無し
午後 空き有り

9月12日(火)
午前 空き有り
午後 空き有り

9月13日(水)
午前 空き有り
午後 空き有り

 忠節橋とは何とも変わった名前だが、その地名の由来とやらも知らずに、毎日通勤の度に渡っている。たぶん多くの岐阜市民も「忠節にあるのだから忠節橋さ」ぐらいにしか思っていないのではなかろうか。岐阜で生まれ岐阜で育った私の女房がそうであるように。Wikipediaで調べてみると、「織田信長が戦で死んだ忠義の家臣をこの地で弔った」かららしい。冷淡で鬼のようなイメージの信長だが、実際は涙もろくて暖かいこころの持ち主だったことをものがたるエピソードではないだろうか。地元の民衆はそんな信長に敬意をはらって「忠節」と呼ぶようになったのだろう。忠節橋は現在「後世に残すべき土木遺産」に指定されているが、金華橋や長良橋とくらべてもその風格や歴史は郡を抜いている。長良川に架かる橋の中でリベット構造(昔は溶接技術がなかった)のものは忠節橋だけで、それだけでも後世に残すべき価値があるかも知れない。30年まえにはじめて岐阜へ来た当初、橋の上を路面電車が走っていて「じゃまだな」と思ったものだが、今では毎日渡らせてもらって感謝している。画像は忠節橋。まるいぶつぶつがリベット。建設当時は溶接技術が無かったので、これで鉄と鉄とを接合した。

以上。