筝のこと

2月7日(火)☁
午前 満車御礼
午後 最終大型1台のみ空き

2月8日(水)
午前 朝2番空き有り
午後 空き有り

2月9日(木)
午前 朝2番大型1台のみ空き
午後 空き有り

「筝」とは「琴」のことだが、床に置いて正座で演奏する楽器の正式な呼び名は「筝」(こと)が正しい。明治の初めに当用漢字を制定する際に「筝」は非当用漢字であったために、「琴」が仮にあてはめられたにすぎない。

 なぜ今回のブログに「筝」かというと、今年の初めに我が家の玄関に「筝師範」の看板が掲げられたからだ。老後を年金だけでは心もとないので女房が、弟子をとって筝教室を開こうと企てたのだ。彼女は5歳のころから筝を弾いて来ており、腕は確かなようで娘時代には岐阜放送で正月に演奏したこともあるらしい。

 ただ看板を掲げてはみたものの問題は筝を習おうという娘さん(子供)がおもうように集まらないことだ。ピアノならちょっと習ってみようかなと思う子供も多いだろうが、筝となるとそういう訳にはいかない。第一、筝そのものの値段がべらぼうに高い。一般サラリーマン家庭ではおいそれと手が出ないのが現実だ。

 ピアノの先生なら看板も免許もいらないが、筝の名取ともなると30年以上の経験が必要になってくる。 「宝の持ち腐れ」とはこのことだろう。