金華山の野生リス

9月26日(金)⛅
午前 空きなし
午後 空きあり

9月29日(月)☁☂
午前 空きなし
午後 大型のみ空きあり

9月30日(火)🌤
午前 空きなし
午後 大型のみ最終空きあり

 金華山の馬の背登山道と瞑想登山道の分岐に丸山という平坦な広場がある。ここにはかつて伊奈波神社があって、斎藤道三が伊奈波山城(岐阜城)を築城するにあたり、物資の運搬に不便だからと、神社を麓に降ろした。

 現在、丸山には登山者が一服するのに便利なベンチが設けられており、馬の背コースへ進もうか、瞑想道を歩こうかと思案する場所でもある。そしてここは野生のリス(もとは頂上リス公園から逃げ出した)がたむろする場所でもあって、たいてい一匹や二匹は目にすることが出来る。

 朝の早い時間帯に麓の登山者がナッツやアーモンドをこっそり与えているようで、ひとを見ても逃げるようなことはない。本来野生のリスは臆病で、木の枝から降りてくることは滅多にないのだが、ここのリスは美味しそうなアーモンドを呉れそうな登山者を見つけるといそいそと地面に下りてくる。ほんとうは餌やりは禁止されているのだが、10年ぐらい前から毎日餌を与えているひとがいて、人間を恐れなくなってしまったようだ。

 夏の日の出のころ、運が良ければ餌やりの人物に出会え、関係ないわたしの肩や頭の上にも10匹ぐらいが「美味しい餌をよこせ!」と、うるさく付きまとってくる。