長良川散歩(Ⅲ)ひるがの分水嶺

7月29日(土)🌤
午前 やや空き有り
午後 やや空き有り

7月31日(月)🌤
午前 空き有り
午後 空き有り

8月1日(火)🌤
午前 やや空き有り
午後 やや空き有り

ひるがの高原は標高1000メートルにあるが、長良川はここを源流として郡上八幡、美濃、関市から岐阜市を経由して伊勢湾に流れ込んでいる。もともとは大日ヶ岳に降った雨がひるがの高原に流れ込んでいるのだが、そこまで辿りついた流れは北側と南側に分かれて、北は荘川、南は長良川へと流れこんで行く。ひるがの分水嶺は水の流れがはっきりと目視できる全国的にみても非常に珍しい場所で、地理学上では「完全分水嶺」とも呼ばれていて日本では数カ所しかない。しかも長良川、荘川とも第一級河川の大河で、それぞれ日本海と太平洋に分かれて流れて行く。これほどの規模のものは日本ではここだけで、非常に貴重な地理の教材となっている。下界は毎日40度近くの猛暑だが、ひるがの高原は標高1000メートルにあるから、朝夕はかなり涼しい。大日ヶ岳と鷲が岳登山の下見も兼ねて、今度のお盆休みに訪ねてみようかと考えている。

以上。